🇧🇬🌹【ご報告】 割烹イベント・ブルガリアと日本の“下町文化”の出会い
こんばんは〜。
先日開催されたブルガリア民謡のアカペラミニライブでは、言葉の壁を越えて、
心に届くような、「音楽のおもてなし」の時となりました。
アンサンブル・リリャナ の皆様には、
「リリャノモメ」「テフテンカテ」「テプシュテブゼマ」「ラノミエモレ」
「ナランザ」などの楽曲をご披露いただきました。
不協和音を巧みに使ったブルガリア独特の音楽は、とても新鮮ですが
どこか懐かしさを感じる旋律もありました。
民族衣装についてのご紹介もあり、地域によって刺繍の模様や色合いが異なることや、
それぞれの衣装に意味が込められていることも教えていただきました。
なかでも、刺繍に魔除けの意味があるというお話はとても印象的でした。
私が当日締めていた博多の献上帯にも、
同じく魔除けの意味をもつ模様が織り込まれていることを思い出し、
遠く離れた文化の間にも共通する祈りや想いがあることに、驚きと親しみを感じました。
変拍子のコーナーでは、ブルガリアのリズムを体感!
「ブルガリアでは人々が歌いながら日々の仕事をしていた」というエピソードにも、音楽が暮らしに根ざしている様子が垣間見えます。
イベントの最後は、割烹 馬目の特製ディナーとともにお楽しみいただき、
ブルガリア文化と割烹料理店の雅やかな味が響きあう、忘れがたい一夜となりました。
(↑靴下にもそれぞれ素敵な模様が!)
前菜には、鱧の横にブルガリアの国花・バラを添えて。
華やかさの中に、どこか気品が漂う割烹スタイルの味わい。
デザートでは、ブルガリアヨーグルトを使ったくずプリンと、
紫陽花をモチーフにした美しいゼリーをご用意しました。
紫とブルーのグラデーションの一皿が、食後の余韻を優しく包んでくれたように感じます。
音楽と料理、そして人と人。
空間を超えて心に響く瞬間が、そこにありました。
和とブルガリア、それぞれの文化が静かに響き合い、
記憶に残る夜となったのではないでしょうか。
ご参加くださった皆さま、
そして心を込めて歌ってくださったリリャナの皆さまに、感謝申し上げます。
次回イベントは7月8日落語ランチ会です。ご好評につき満席を頂戴しております。
行きたかった〜♡観たかった〜!と思っていらした方、
ぜひ馬目インスタをチェックしていてくださいね⬇️
https://www.instagram.com/manome_kameido_tokyo/
割烹馬目女将
馬目千晶